鹿遠農場について
-
About 鹿遠農場について
農業生産法人鹿遠農場は、鹿遠産業グループの直営農場で、北海道の北部、遠別の良質な水と気候風土を生かした農作物生産を行っています。鹿遠農場では農作物の安全性と品質向上のために常に努力を続けながら、それと同時に循環型農業の取組み等、持続型農業生産の遂行と環境に配慮した農場経営を行っております。
主な作付作物と収穫植物
主な作付作物はアカシソ、アカキャベツ、アオシソ等で、収穫の季節になると、一面の赤い光景が周囲の風景と合わさり素晴らしい景観を作り出します。
-
アカシソ
シソにはさまざまな品種がありますが、食用として利用される中で、葉の色が赤いものを特に「赤紫蘇(アカシソ)」と呼びます。ニンジンやピーマンなどの緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロテンは、アカシソにも含まれています。このβカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康をサポートする効果が期待されています。
-
アオシソ
緑色のシソの葉で、葉の縁には微細な切れ込みがあり、先端は尖っています。主な栄養成分として、β-カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウム、食物繊維、α-リノレン酸、ロズマリン酸が挙げられます。
-
アカキャベツ
アカキャベツはキャベツの品種の1つです。通常の緑色のキャベツよりもひと回り小さく、美しい紫色が葉の表面と裏面に広がる品種です。一般的なキャベツよりも葉が厚く、時折食べる際にわずかな苦味を感じることもありますが、食感はほとんど変わりません。
-
アカダイコン
アカダイコンの赤い色は、アントシアニンによるものです。年間通して入手可能で、抗酸化作用のある食品として簡単に取り入れることができます。
-
クマザサ
クマザサは長い間薬草として使用されています。傷ややけどの伝統的な治療法として広く知られています。クマザサには葉緑素やビタミンが含まれており、抗菌作用や免疫力向上に寄与すると考えられています。
-
-
鹿遠農場の特徴 FEATURE
Part 01 循環型農業の実現
鹿遠農場ではその土地の自然のめぐみが持続する農作物生産の仕組みに取り組んでいます。鹿遠産業において色素や植物エキスを抽出する加工過程において排出される残滓を利用して有機成分を多量に含んだ堆肥を作ります。その有機堆肥を鹿遠農場の畑に戻し循環させることで、持続して製品や原料となる農作物つくりを続けることができ、鹿遠農場に豊かな実りをもたらしています。
Part 02 山の所持
当社は継続的に自然の恵みを活かし、農産物生産に取り組むために、約440ヘクタールの山林を所有しております。社有山林の主要な部分であるトドマツ人工林において、資源の循環利用に焦点を当てた森林整備に取り組んでいます。
Part 03 林業経営
林業経営の取り組みには、林道や森林作業道の整備など、高密度路網を活かした生産性向上のための施策が含まれています。また、急傾斜地や入り組んだ沢地においては、土砂流出を防ぐために一斉伐採を行わず、複層林施業を導入しています。これにより、林地の保全を重視し、地域の模範的な森づくりを進めています。
Part 04 「林業経営」全国最高賞受賞
2023年度の全国林業経営推奨行事(主催:大日本山林会)において、森林管理や林業の発展に対する優れた貢献をした森林所有者たちが表彰される、農林水産大臣賞を受賞いたしました。留萌管内からは、24年ぶりの快挙となる3例目の受賞となりました。これからも責任を持ち、維持管理と有効活用、森林資源保護に努めてまります。
-
農場概要 OUTLINE
-
社名農業生産法人 鹿遠農場/Rokuen farm
-
所在地〒098-3541
北海道天塩郡遠別町字北浜154-3 -
代表取締役吉田真人
-
設立昭和58年3月
-
資本金5000万円
-
従業員3名
-
所有地畑地:28ヘクタール
原野地:2ヘクタール
山林:440ヘクタール -
採用情報
-